空き家対策特別措置法について[3] 2016.5.24
このような理由で空き家になった家屋がもたらす影響として、適切な管理が行われず老朽化した結果、付近や周辺に悪影響がでる可能性があります(【図1】)参照)。
| 空き家の特徴 | 懸念される悪影響 |
|---|---|
| 全体の傾き、主要構造の腐食 | 倒壊による被害 |
| 浄化槽の破損、汚水の流出 | 衛生上の影響 |
| ごみ等の放置、不法投棄 | 放火の危険、害獣・害虫の増殖 |
| 窓ガラスの破損、門扉の破壊 | 不法侵入の危険 |
| 植栽の不整備 | 害獣・害虫の増殖、道路通行上の影響 |
これらの特徴と悪影響は複合的に発生し、放置される期間が長ければ長いほど危険度が増すことを考えると、古い空き家ほど早急な対策が必要となります。 このような導入背景もあり『空き家対策特別措置法』が完全施行されることとなりました。
但し、昨年より空き家対策特別措置法が施行されることとなりましたが、すぐに全国の空き家を一斉に強制撤去するというわけではありません。
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